L.starはインターネットをはじめたのが1995年だったと記憶しているが、そのときからNetscapeを使い続けている。NN3->NC4と順当に来て、オープンソース版のMozillaにも、nglayoutベースに変更されてからしばらくしてnightly buildに乗り換えている。そのあとまだPhoenixと呼ばれていたFirefoxが/.Jに紹介されたその日に乗り換え、以後Firefoxしか使っていなかった。

でもついにGoogle Chromeに乗り換えました。メモリ食い過ぎです、Firefox。まあタブを常時20枚開いていて、Extension15個ぐらい入れていたから自業自得なんですけど、どのExtensionも手放す気になれないし。Chromeのほうが食うと言うけど、マルチプロセスでメモリの解放が容易なため、コントロールできる。ここが大きい。Chromeのタスクマネージャ見て、食ってそうなタブをClose->Undoでできる。

ただし乗り換えたのはBeta版。よく見るサイトを常時開くスタイルにとっては、新しいPhantom Tabはものすごく重宝する。これはWindows 7の新しいタスクバーに似ていて、良く開くページをタブの上にブックマークしておける感じで、一部のサイトばかり開く人にはうってつけ。タブを閉じると明示的にメモリが減るメリットが生かされているのが良いところである。

ただし、Phantom Tabは所詮閉じたタブなので、全部閉じると終了する。あと、再起動したときに状態を覚えてくれないなど、対応に問題も残る。

あとは--purge-memory-buttonというオプションをつけると、メモリ解放作業を行って、だいたい20-30%ぐらい使用メモリを削減するボタンをタスクマネージャに追加してくれる。たぶん内部のキャッシュとかで使っているメモリだろう。

特に会社支給のPCがXPとはいえメモリ1GBとしょぼく、大変重宝する。かつては使用中300MBは普通だったサイズも、Chromeにするとだいたい200MBまで押さえられる。

まあまたFirefoxに戻る可能性もあるけれども、少なくともGMail用として使い続けるだろうなぁ・・・