mysqlenvというツールがリリースされているのを見て、ふと昔とった杵柄と思って移植してpgsqlenvを作ってgithubに公開しました。

https://github.com/yutakat/pgsqlenv

一応説明すると、自分のユーザーディレクトリの下に、複数のバージョンのPostgreSQLをソースコードから自前コンパイルでインストールし、また起動停止等がコマンドラインから一元管理できるツールです。多分UNIXとMacOSXで動作すると思いますが、さくらVPSでしかテストしていません。

ご存知の人はご存知と思いますが、L.starの昔の仕事は多数のPostgreSQLのバージョンを扱う関連のお仕事で、その関係上、homebrewに近いシステムを自分で作って運用したりしてたのですが、その時のことを思い出しながら作りました。当時の俺得ツールです。そのへんは、「UNIXアカウントと同名のスーパーユーザーとDB作るコマンド」とか「TCP/IPぽ−との割付管理がコマンドラインだけでできる」といった、無駄に微妙に役立つ機能がついています。本当は他にもpg_dump使ったマイグレーションとかさらに意味不明な機能が思い浮かぶのですが、所詮Homebrewなのでまあそんなに凝る必要はないのかなと思わないでもなく。

他にもssh使って遠隔管理とかもPGClusterの管理コンソールでやってたりしたときの無駄なノウハウが溜まっていて。そういえばこういうの得意だったな、というのを思い出しながら作りました。エラー処理がどうとか、pg_ctl使っていたところが突然postmaster.pid自家読みしだしたりとか何考えているのかわからない部分がありますが、とりあえず頭が睡眠不足で死にそうになっている時の現実逃避で作ったものなので生暖かくバグレポートかパッチをいただければ幸いです。